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エコサス ユーザーレポート

報告書の作成が簡単に。お菓子づくりの現場で活躍する「エコサス」

株式会社マスダック 様
本社:埼玉県所沢市

取材:2012年9月

全自動どら焼機など、お菓子の製造機械メーカーとして世界的にその名を知られた株式会社マスダック様は、省エネ法に定められた定期報告書の作成に苦労されていました。そのお悩みを解決したのが「エコサス」。ご担当者様は「『エコサス』の定期報告書作成アシスト機能が、業務の効率化にたいへん役に立っている」とおっしゃいます。

エネルギー使用量が多い食品工場が、省エネ法の届出対象に

国内で圧倒的なシェアを持つ、全自動どら焼機


マスダック様が得意とする、お菓子の焼成に使われるサーマルメディアオーブン

株式会社マスダック様は和洋菓子製造機械メーカーの大手として知られ、特にどら焼を作る自動機では、圧倒的な国内シェアを誇っておられます。同社のどら焼製造機は海を渡り、ヨーロッパではサンドイッチパンケーキマシンとして好評を博しておられるとか。

職人の手作りの技を機械化することにこだわり続けて半世紀以上。マスダック様の製品は、世界中でおいしいお菓子づくりに活躍しています。

 マスダック様は機械を製造する一方、自社製品を使ったお菓子そのもののOEM(受託)生産も手がけておられます。

どら焼の製造技術は、世界へ飛躍

お菓子を製造する食品工場はエネルギーの使用量が多く、会社全体のエネルギー消費量のうち約93%を占めています。原油に換算すると一年間に1,500kl以上のエネルギーを使用されており、2010年の省エネ法改正で、全社単位でエネルギーを管理し、報告する義務が生まれました。

報告書作成のアシスト機能が業務を効率化。届け出も無事済ませる

省エネ法に定められたエネルギー使用状況の届け出を準備しておられた管理部総務課 リーダー 手塚正臣様は、エクセルで独自に作成された表で本社や食品工場をはじめ全部で6拠点のエネルギー使用量を集計されていました。しかしその内容を定期報告書に反映させるのが難しく、困っておられました。
まだ手塚様がエネルギー管理員の講習を受けられる前だっただけに、「本当にどうしていいかわからなかった」とおっしゃいます。


厳格な食品安全管理基準であるAIB監査で最高位を取得するなど、徹底した品質管理が行われている食品工場

その年の11月も後半に差し掛かったある日、DM(ダイレクトメール)の案内を見て参加されたセミナーで、「エコサス」の紹介がありました。試しに使ってみると、電気やガスなどの使用量をパソコンの画面で入力すれば、それを元に報告書の作成までが簡単に一貫して行えることが判明。
「これで書類作成業務の効率化が図れる」と感じた手塚様はさっそく「エコサス」を活用し、定期報告書を完成。省エネ法改正の初年度は11月末に設定されていた提出期限までに無事、届け出も済ませられました。「エコサス」を使い始めてからわずか数日間のできごとでした。
「もし『エコサス』がなければ、報告書の届け出はできなかったかも」。手塚様は当時を振り返ってそうおっしゃいます。

「まとめてあった一年間のデータを入力し、原単位の分母に設定した機械の生産台数やお菓子の出荷個数を入力するだけ。あとは『エコサス』がエネルギー原単位を自動的に計算してくれるし、報告書作りがとてもスムーズにできました」。
そうおっしゃる手塚様は次年度以降もずっと、「エコサス」で報告書作りをされています。「この報告書作成アシスト機能には本当に助かっています」と、うれしいお言葉をいただきました。

このように「エコサス」では、それぞれのお会社の実情に合わせ、売上高、延床面積、生産数量などを原単位分母として設定が可能です。
さらに、施設ごとに日本標準産業分類の「事業分類コード」の設定もでき、事業分類コード別にエネルギー使用量を自動的に集計し、定期報告書に含まれる「特定第3表」に反映させる機能も新たに加わりました。
この機能は、省エネ活動の基本データとなる事業分類コード別のエネルギー原単位を簡単にご確認いただけるものとして、ご好評をいただいています。

簡単に「見える化」される、地道な省エネ活動の成果

埼玉県所沢市にある本社。「省エネ委員会」を中心に地道な省エネ活動に取り組む

マスダック様では2011年に「省エネ委員会」を立ち上げ、各事業部から選出された委員の皆さんが省エネ対策をより本格化させようと話し合われていました。その矢先に発生した東日本大震災。電力供給は不安定となり、省エネは待ったなしの状況となりました。 「とにかくできることから取り組んでいこう」と、事務所の室温設定の徹底や蛍光灯の間引き点灯、夜間操業による電力のピークカットなど、さまざまな対策を実施。
品質管理の面から冷蔵庫やエアコンなどの温度を上げたり、ガスの使用量を任意に調整したりすることが難しい食品工場では、エアコン室外機に日よけネットをかけたり、室外機周辺に水を撒いたりと、地道な節電に取り組んでこられました。

こうした努力も奏功し、2011年度は前年度に比較してエネルギーの削減に成功されました。「どの程度?」とお尋ねしたら、手塚様はパソコンを操作し、「原油換算で約211klです」とすかさずお答えに。こうして成果がすぐに「見える化」できるのも、「エコサス」でデータが管理されているからこそ。この結果は社内報でも報告され、いっそうの省エネに取り組む社員の皆さんの励みとなっています。

マスダック様では今後、蛍光灯をLED照明に換えたり、古くなったエアコンを順次、新型に更新したりと、設備面からも省エネに努めていくお考えです。身近なお菓子と「お菓子を作る機械」の製造現場でも、「エコサス」の活躍がありました。

株式会社マスダック様 HP:http://www.masdac.co.jp/

公開日:2012/10/22